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丹波を満喫!北大路魯山人展・こんだ薬師温泉で花見露天風呂。

投稿: ボール : 2010年4月9日 カテゴリー おちょこの壺. RSSフィード: RSS 2.0. ぐい呑み・日本酒酒器 You can leave a response or trackback to this entry

丹波篠山さくらまつりでは、夕刻、ぼんぼりも出ます

丹波篠山さくらまつりでは、夕刻、ぼんぼりも出ます

 

春です。桜があちらこちらでいっぱいです。

うちの近くの公園にも10本ほどの桜であって、一斉に満開になったものですから結構な人を集めています。
人の体感的に感じる「春の始まり」と桜の開花時期というのは、本当にぴったりマッチしてますね。
1年を通してこの桜の開花というイベントは、歌謡曲でいうとまさに「さび」のような高揚感があります。
桜。いいですね。

 

こんばんは。猫柳ボールです。
最近、陽気と桜に誘われていろんなところに出かけているボールですが、みなさんも花見を楽しんでいますか?

今年は、桜が満開になってから天気がいいので、まだ全国各地どこでも、ながくお花見が楽しめていると思います。

そんな中、桜を眺めつつ、陶芸の郷、「丹波立杭(たんばたちくい)」に行って来ました。

 

800年以上の歴史が伝える丹波焼

 

みなさんは、丹波焼をご存じですか?

信楽焼や備前焼などと比べると名前もあまり知られていないちょっとマイナーな匂いがしますが、実は歴史も古く800年以上前の発祥で、備前、信楽、越前、瀬戸、常滑とならんで日本六古窯に数えられている伝統的な焼き物です。

実際に丹波に行てみると、緑豊かな丹波・立杭の地域にさしかったところで長い直線の一本道が現れます。
そのほぼ中心に、兵庫陶芸美術館と、
丹波伝統工芸公園「立杭(たちくい)陶の郷」があって、その両側になんと六十余りの窯元が鈴なり密集しています。

 

丹波、やきものの里は一大テーマパーク

丹波、やきものの里は一大テーマパーク

 

その通りが、まるで「丹波焼の一大テーマパーク(じみですが)」のようになっており、効率的にかつ楽しく廻れることができるようになっています。
日本各地にいろんな陶磁器の産地はありますが、丹波のように、窯同士が寄り添うように一カ所に集中していているのは珍しく、それもまた丹波特有の陶芸文化として、なんでしょう、私ボールは好ましく感じます。
なかなか楽しい「テーマパーク」で、穴場の要素もありお薦め文化スポットです。

ちなみに今週末(4/10土曜と4/11日曜)はちょうど「丹波篠山さくらまつり」が催されており、さらには兵庫陶芸美術館で「北大路魯山人展」もいいタイミングでやっていますので行くなら今という感じです。

 

私ボールとのんさんは、そうともしらず先週4/3(土)に、「陶の郷」と「北大路魯山人展」に行ってしまいました。
どうせなら来週にすれば良かったなとちょっと思っています。

 

丹波焼の魅力を伝える「陶の郷」

 

さて、まずは「陶の郷」。

 

ここは、丹波立杭焼の名品を展示している「伝統会館」と、ここ一カ所でほとんどの窯元の丹波焼が買える「窯元横丁」、そして陶芸教室等からなっており、なかなか見応えがあります。

 

陶の郷。心落ち着きます。

陶の郷。心落ち着きます。

陶の郷 のんびりしたいい場所ですよ

陶の郷 のんびりしたいい場所ですよ

 

「窯元横丁」は、お皿や酒器、湯飲みなどの手頃な値段の日用品から、茶器などの本格的なものまで、丹波焼のほとんどの窯元の陶器がワンストップでみることができ、そして購入することができるとても便利で楽しい場所です。

 

でもずばりボールのお薦めは、丹波焼伝統会館。
ここで「丹波の多様な骨董徳利を観る」(陶の郷内伝産館の古丹波焼)ことが一番のお薦めです。

 

陶の郷の一番高いところにあります

陶の郷の一番高いところにあります

 

丹波焼伝統会館の展示を観ていて気づいたのですが、丹波焼の大きな魅力のひとつって、「徳利の意匠の多様性」があると思うんです。
桃山、江戸時代と歴史の流れの中で進化してゆく徳利を眺める。
たくさんありますし、なんともいいですよ。

ご覧ください。

本当に、面白い意匠の徳利です。

 

古丹波のすばらしい多様性

古丹波のすばらしい多様性

特別に撮影の許可を頂いています。通常写真撮影できません。

特別に撮影の許可を頂いています。通常写真撮影できません。

 

(特別に許可をえて撮影しています。通常写真撮影できませんのでご注意を。)

ホントは、もっともっとお伝えしたいのですが、残念。
続きはお出かけになってご自身でお確かめくださいね。

 

さて、お話を戻して「窯元横丁」。

ここでのボールのお薦めは、「丹泉窯」(市野清治先生)の酒器です。

 

どちらの窯元さんもすてきですが、「丹泉窯」のぐい呑みも徳利もなんとも味わい深く、丹波の酒器の中では、ボール好み+のんさん好みとしては群を抜いていると思います。
「丹泉窯」の作品には、「酒器意匠の多様性」における丹波焼のすばらしさが素直に表現されていると感じ、とても好感が持てます。
なにせ渋い!
とくに渋好みの、のんさんが「これはいい」「これはいい」と何度も言っていました。

 

「丹泉窯」(市野清治先生)の酒器

「丹泉窯」(市野清治先生)の酒器

とっくり、ナイス!

とっくり、ナイス!

 

酒器もいっぱい

酒器もいっぱい…売れていますね笑

 

うっかり手に取ると全部欲しくなってしまいます(笑)
是非、みなさんも一度、「窯元横丁」によられて、ご自身のお好きな陶器を見つけてください。

 

 

ちなみに陶の郷も陶芸美術館も山をバックに広々としています。
美術館は陶の郷のすぐ隣にあって歩いてもすぐにいけますよ。

全然関係ないのですが、丹波のこの地域は、「山の形」がとてもかわいい。
見てください。

 

ぽっかりかわいい山。日本昔話のような。

ぽっかりかわいい山。日本昔話のような。

 

ね。

「日本昔話」に出てきそうなポッコリした山でしょ。
先ほどお伝えした一本道の両側に山が広がっているのですが、どちらもポッコリでかわいいですよ。
おでかけの際は、この大自然の造形、「山の形」も楽しんでください。

 

兵庫陶芸美術館で「北大路魯山人展」開催中

 

さて。

兵庫陶芸美術館「北大路魯山人展」。

 

丹波陶芸美術館

丹波陶芸美術館

 

没後50周年ということを記念して魯山人の展覧会が開かれています。
魯山人好きには、たまらない展覧会でしょう。
でも本当は、今回丹波に行く前からこの展覧会に行くつもりはなかったんですよね。
正直、私ボール、魯山人の名前があまりにも有名すぎるのでちょっと気が引けており、これまでずーっと魯山人を遠巻きに見ていました。

私の酒器バイブルである「ぐいのみ大鑑」には、魯山人の作品として、紅色の肌に白く草を描いた「志野」がのっています。
写真の作品も確かに素晴らしい。
それでもまぁ「いつか魯山人」と、今後もずっと後まわしにするつもりでいました。

そんなボールの目の前に「魯山人展」のポスター。

 

魯山人展。うーん、どうしようか、入る?帰る?

魯山人展。うーん、どうしようか、入る?帰る?

 

うーん、悩ましい。
私の大好きな「織部」。

ついに我慢できず、入場してしまいました。

 

兵庫陶芸美術館 北大路魯山人展

兵庫陶芸美術館 北大路魯山人展

 

丹波陶芸美術館。素敵なところです。

丹波陶芸美術館。素敵なところです。

 

入って、彼の作品を見た瞬間。

ああああ。

魯山人。

見てしまった。

参った。本当に参った。

なぜ人が「魯山人、魯山人」というかわかったような気がします。

魯山人は、「器は、料理の着物だ」といったそうですが、本当に食を芸術まで昇華させる力強い作品ばかりです。
そして、ひとつにとらわれない自然を描いた多様な作品群。

彼は独自の世界を創りだしたんですね。
本当にすばらしい。

とくに酒器、「小ぶりの黒織部」には圧巻。

織部好きのボール、みごと撃沈してしまいました。

(なんと、料理も酒でも同じではないか!その酒にピッタリあった酒器で酒を呑むと、その酒をぐっと美味くさせる。呑むことを芸術まで昇華させることもできる!)

(すごい!すごい!すごいぞ!魯山人!ボール、めちゃくちゃインスパイア!)

目の前の小さな小さな酒器に目を奪われて絶句し、ついには動けなくなってしまいました。

こんなことってあるのですね。

本当に動けません。根が生えたようになってしまいました。

ついにはため息。

これは恋ですね。

こうやって記事を書いていても、ありありと目に浮かんできます。

魯山人のことはよく勉強していませんが、理屈抜きに魅了されました。

今回は、4つに分けて多数展示しています。
ゆっくり見れば一時間は楽しめますよ。
お薦めします。

 

すっかり夜です。遅くまでやっています。

すっかり夜です。遅くまでやっています。

 

こんだ薬師温泉で花見露天風呂

 

今田(こんだ)薬師温泉で花見露天風呂。

今田(こんだ)薬師温泉で花見露天風呂。

 

さて、最後に温泉。

 

丹波に行けば、十五分ほど足をのばして「今田(こんだ)薬師温泉 ぬくもりの郷」に行かなければもったいない。
なんといってもここのいいところは、源泉かけ流しのお湯が豊富で内湯が「塩素くさくない」ことです。
最近の温泉は、スーパー温泉だけでなく「塩素のにおい」が結構きつい。
ここにはそれがなく、「温泉に来た!入った!いい時間を過ごせた!」という満足感が200%です。
それにとびきりの「広い露天風呂」。
いまなら露天風呂の敷地内の桜が散ってお湯の上に浮かんでいるはず。

あー、花見風呂。

極楽ですよ。

お土産も豊富で、きっと満足満足。

 

陶の郷で多様な徳利・酒器に酔い、美術館で魯山人に恋をして、今田(こんだ)薬師温泉で花見露天風呂。
丹波篠山さくらまつりでは、夕刻、ぼんぼりも出ていて空気もしっとりしてます。

日常という強い光を、ぼんぼりの灯りのように「文化というワンクッション」をおいて心に触れる丹波篠山。

今週末は、”丹波立杭テーマパーク”と「丹波篠山さくらまつり」へGO!

 

【猫柳ボール】

 

丹波篠山さくらまつり
平成22年4月10日(土)・11日(日)10:00~17:00
 ※ぼんぼり点灯・ライトアップ:平成22年3月20日(土)~4月18日(日)予定
【場所】 篠山城跡三の丸広場 (篠山市北新町)
丹波の観光ポータルはこちらから

花見の時期

花見の時期

 

 


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5 Responses for “丹波を満喫!北大路魯山人展・こんだ薬師温泉で花見露天風呂。”

  1. のん より:

    いい一日でしたね。 ゆっくりと歴史を堪能できました。

    魯山人展も思わぬ収穫でした。 用の美の人なんですね。

    是非、丹波に足を運んでほしいですね。

  2. ボール より:

    うん、丹波は行くほどに味が出るね。

  3. 丹泉窯 清治の嫁です より:

    猫柳ボールさん・酒多のんさん はじめまして!!! 清治の嫁です ひょんな事から 「おちょこネット」を目にする事になり 丹波焼を楽しんで頂いてるなぁ~と思いきや…丹泉窯を目にしてビックリしています 陶の郷の「窯元横丁」では 各窯元の作品や商品を一度に見る事が出来ますが 今度は窯元が並んでいる山すその方を歩いて見てください 「やきもの通り」には 丹泉窯を含め十数件の窯元のギャラリーがあり 登り窯・陶器神社など 楽しんで頂けると思います。丹泉窯でも登り窯・穴窯の清治作品から普段使いの器を手にとって見て頂けます 今日は思わずコメントしてしまいました 又お立ち寄り下さいませ

  4. のん より:

    清治先生の奥様、はじめまして!酒多です。 コメントをいただきありがとうございます!
    ほんとビックリすると同時に、大変光栄です!
    先生の酒器、本当に素敵ですね。 どれも欲しくなってしまいます。
    また是非、丹泉窯の方にも遊びに伺わせていただきますね!

  5. 猫ボール より:

    はじめまして!猫柳ボールです。
    コメントいただけるなんて思ってもみなかったので、思わずひっくり返りそうになりました!
    本当に光栄です!!
    丹波には何回か行っているのに「登り窯・陶器神社」は知りませんでした。
    今度は、是非一度神社とあわせて、丹泉窯、お伺いしま~すっ。
    いやぁ、本当に感激しました!
    ありがとうございます!

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